2008/01/26 15:45:03
つきよさんから、
『月夜のメモワール』9万ヒット記念に
ピアノの演奏をプレゼントしていただきました!!
本当に、ありがとうございますっ(^0^)/
2曲プレゼントしていただいたのですが
「オマケ」ということで2曲目にいただいたのが
『Time after time ~花舞う街で~』。
メールの中に
♪ <薄氷(ウスライ)冴(サ)え返る>の意味が永遠の謎
ということでした。
僕も、全く同感です!!
皆様は、どう思われますか??
『月夜のメモワール』9万ヒット記念に
ピアノの演奏をプレゼントしていただきました!!
本当に、ありがとうございますっ(^0^)/
2曲プレゼントしていただいたのですが
「オマケ」ということで2曲目にいただいたのが
『Time after time ~花舞う街で~』。
メールの中に
♪ <薄氷(ウスライ)冴(サ)え返る>の意味が永遠の謎
ということでした。
僕も、全く同感です!!
皆様は、どう思われますか??
◎◎●◎◎●◎◎●◎◎●◎◎●◎◎●◎◎●◎◎●
以下、歌の歌詞です。
もしも君にめぐり逢えたら
二度と君の手を離さない
春の終わり告げる 花御堂(ハナミドウ)
霞(カス)む花 一枚(ヒトヒラ)
蘇(ヨミガエ)る 思い出の歌
この胸に 今も優しく
Time after time
君と出逢った奇跡
緩(ユル)やかな風吹く街で
そっと手を繋ぎ 歩いた坂道
今も忘れない約束
風に君の声が聞こえる
薄氷(ウスライ)冴(サ)え返る 遠い記憶
傷つく怖(コワ)さを知らず 誓った
いつかまたこの場所で
巡(メグ)り逢おう 薄紅色の
季節が来る日に 笑顔で
Time after time
ひとり 花舞う街で
散らざるときは戻らないけれど
あの日と同じ 変わらない景色に
涙ひらり 待っていたよ
風舞う 花びらが
水面(ミナモ)を 撫(ナ)でるように
大切に想うほど 切なく…
人は皆 孤独と言うけれど
探さずにはいられない 誰かを
儚(ハカナ)く壊れやすいものばかり
追い求めてしまう
Time after time
君と色づく街で 出逢えたら
もう約束はいらない
誰よりもずっと 傷付きやすい君の そばに
いたい今度は きっと
☆ 「薄氷」とは?
ホームページ『閑話抄』さん
http://www23.big.or.jp/%7Elereve/
にお邪魔し、「薄氷」の意味を拝読いたしました。
以下、上記のページで紹介されている記事、
http://www23.big.or.jp/~lereve/saijiki/62-2.htmlからの引用。
<冬と春の境目のような時期は暖かくなったな、
と思っていると また急に冷え込んだりしますね。
そんな時に張った氷は真冬のような厚い氷にはならず、
指先でつつくと容易に割れ崩れてしまいます。
冬の間は恨めしくも思えた氷ですが、
そんな脆さを見るとその儚さが愛しく思えたりします。
春の氷>
☆ 「冴え返る」とは?
ホームページ『古代裂つれづれ草』さん
http://www.netlaputa.ne.jp/~yume539/kire/index.htm
にお邪魔し、「冴え返る」の意味を拝読いたしました。
以下、上記のページで紹介されている記事、
http://www.netlaputa.ne.jp/~yume539/kire/hauku398.htmからの引用。
<春先、少し暖かくなりかけたか、と思うと、
急に寒さがぶり返すことである。
「冴ゆ」は光、音、色などの澄む意味があり、
寒さでも冷えが伴う冬の季語で「冴え返る」の寒さにも、
そうした感じがある。>
以上のように言葉の意味を調べてみると
<薄氷冴え返る>とは、
かつて誓った約束を
まるで「あの時」に自分が帰ったかのように
自分の心の中に思い起こしている
ということでしょうか??
≪歌の歌詞から思われる点≫
☆ 「君」との記憶を『氷』と例えることの切なさ
彼女と約束を交わしたのは、桜がそっと舞う暖かい春。
なのに、その記憶は氷で閉ざされてしまうことになる。
氷~「つめたい」。
季節は巡り、再び春がやってきたと言うのに
彼の心は未だに冬と言うことだろうか。
ショックの大きい思い出。
それを温感であらわしたところが奥深いですね・・・。
歌が心に染みてくるのは、言葉に温度があるからでしょうか。
☆ 記憶が「薄氷」であるという儚さ
彼女との事で、心の中が「氷河期」だった時期もあったのではと
勝手に想像しています。
しかし、歌われているのは「薄氷」。
「指でつつくと簡単に割れてしまう」・・・。
遠い日の約束。
彼の記憶の中で、彼女との日々が緩み、溶けていく・・・。
それを「遠い日」であることの演出とつなげるところが上手い。
しかし、それ以上に
彼女を「過去の記憶」としてしまわなくてはいられない悲しみが
厚く、篤く感じられます。
「うすらい」~「うすらぐ」と導き出される
言葉の響き。
大切だったはずの彼女や彼女との日々、
そして彼女との「約束」さえも、
その存在がうすらぎ、消えゆこうとしている。
☆ 季節が導く「季語」を活用した美しさ
言葉に温度感や季節感を与えるのに、「季語」という位置付けがとても効力を発揮している。
ふわり舞い散る桜の情景を思い描くのを手伝ってくれる。
このまま、彼の中からも
彼女のことは舞い散ってしまうのであろうか・・・
☆ 記憶を薄氷と例えたのは彼の強がりではないか?
しかし、歌詞の全体からは
彼女への強い未練を感じる。
(「未練」と言い放つと、胸に刺さります。)
季節は春を向かえ、花冷えをして張った氷を連想させるとしても
せいぜい「薄氷」まで。
季語を用いて美しく飾り立てると
逆に演出できる情景に限界が生じる・・・。
彼の悲しみは
「薄氷」程度のものなのであろうか・・・?
そんな風には思われない。
彼の心にはまだ
ばっちりと厚氷が張っているのではないだろうか。
しかし、悲しいかな
そんな彼の中で
氷は確実に溶け出している。
溶け出し流れ出る水は、
花弁形に 彼の頬を伝うのだろうか。
いいや、それはない。
思い出の場所に立ち、
公の場で泣けるほど
彼は立ち直っていない。
きっと春が過ぎ去る頃にも
彼女の面影を忘れることはできない。
他人にこの思いを悟られまいと
自分にその思いを実感させまいと
彼は涙を胸の中に
凍らせてしまうに違いない。
以下、歌の歌詞です。
もしも君にめぐり逢えたら
二度と君の手を離さない
春の終わり告げる 花御堂(ハナミドウ)
霞(カス)む花 一枚(ヒトヒラ)
蘇(ヨミガエ)る 思い出の歌
この胸に 今も優しく
Time after time
君と出逢った奇跡
緩(ユル)やかな風吹く街で
そっと手を繋ぎ 歩いた坂道
今も忘れない約束
風に君の声が聞こえる
薄氷(ウスライ)冴(サ)え返る 遠い記憶
傷つく怖(コワ)さを知らず 誓った
いつかまたこの場所で
巡(メグ)り逢おう 薄紅色の
季節が来る日に 笑顔で
Time after time
ひとり 花舞う街で
散らざるときは戻らないけれど
あの日と同じ 変わらない景色に
涙ひらり 待っていたよ
風舞う 花びらが
水面(ミナモ)を 撫(ナ)でるように
大切に想うほど 切なく…
人は皆 孤独と言うけれど
探さずにはいられない 誰かを
儚(ハカナ)く壊れやすいものばかり
追い求めてしまう
Time after time
君と色づく街で 出逢えたら
もう約束はいらない
誰よりもずっと 傷付きやすい君の そばに
いたい今度は きっと
☆ 「薄氷」とは?
ホームページ『閑話抄』さん
http://www23.big.or.jp/%7Elereve/
にお邪魔し、「薄氷」の意味を拝読いたしました。
以下、上記のページで紹介されている記事、
http://www23.big.or.jp/~lereve/saijiki/62-2.htmlからの引用。
<冬と春の境目のような時期は暖かくなったな、
と思っていると また急に冷え込んだりしますね。
そんな時に張った氷は真冬のような厚い氷にはならず、
指先でつつくと容易に割れ崩れてしまいます。
冬の間は恨めしくも思えた氷ですが、
そんな脆さを見るとその儚さが愛しく思えたりします。
春の氷>
☆ 「冴え返る」とは?
ホームページ『古代裂つれづれ草』さん
http://www.netlaputa.ne.jp/~yume539/kire/index.htm
にお邪魔し、「冴え返る」の意味を拝読いたしました。
以下、上記のページで紹介されている記事、
http://www.netlaputa.ne.jp/~yume539/kire/hauku398.htmからの引用。
<春先、少し暖かくなりかけたか、と思うと、
急に寒さがぶり返すことである。
「冴ゆ」は光、音、色などの澄む意味があり、
寒さでも冷えが伴う冬の季語で「冴え返る」の寒さにも、
そうした感じがある。>
以上のように言葉の意味を調べてみると
<薄氷冴え返る>とは、
かつて誓った約束を
まるで「あの時」に自分が帰ったかのように
自分の心の中に思い起こしている
ということでしょうか??
≪歌の歌詞から思われる点≫
☆ 「君」との記憶を『氷』と例えることの切なさ
彼女と約束を交わしたのは、桜がそっと舞う暖かい春。
なのに、その記憶は氷で閉ざされてしまうことになる。
氷~「つめたい」。
季節は巡り、再び春がやってきたと言うのに
彼の心は未だに冬と言うことだろうか。
ショックの大きい思い出。
それを温感であらわしたところが奥深いですね・・・。
歌が心に染みてくるのは、言葉に温度があるからでしょうか。
☆ 記憶が「薄氷」であるという儚さ
彼女との事で、心の中が「氷河期」だった時期もあったのではと
勝手に想像しています。
しかし、歌われているのは「薄氷」。
「指でつつくと簡単に割れてしまう」・・・。
遠い日の約束。
彼の記憶の中で、彼女との日々が緩み、溶けていく・・・。
それを「遠い日」であることの演出とつなげるところが上手い。
しかし、それ以上に
彼女を「過去の記憶」としてしまわなくてはいられない悲しみが
厚く、篤く感じられます。
「うすらい」~「うすらぐ」と導き出される
言葉の響き。
大切だったはずの彼女や彼女との日々、
そして彼女との「約束」さえも、
その存在がうすらぎ、消えゆこうとしている。
☆ 季節が導く「季語」を活用した美しさ
言葉に温度感や季節感を与えるのに、「季語」という位置付けがとても効力を発揮している。
ふわり舞い散る桜の情景を思い描くのを手伝ってくれる。
このまま、彼の中からも
彼女のことは舞い散ってしまうのであろうか・・・
☆ 記憶を薄氷と例えたのは彼の強がりではないか?
しかし、歌詞の全体からは
彼女への強い未練を感じる。
(「未練」と言い放つと、胸に刺さります。)
季節は春を向かえ、花冷えをして張った氷を連想させるとしても
せいぜい「薄氷」まで。
季語を用いて美しく飾り立てると
逆に演出できる情景に限界が生じる・・・。
彼の悲しみは
「薄氷」程度のものなのであろうか・・・?
そんな風には思われない。
彼の心にはまだ
ばっちりと厚氷が張っているのではないだろうか。
しかし、悲しいかな
そんな彼の中で
氷は確実に溶け出している。
溶け出し流れ出る水は、
花弁形に 彼の頬を伝うのだろうか。
いいや、それはない。
思い出の場所に立ち、
公の場で泣けるほど
彼は立ち直っていない。
きっと春が過ぎ去る頃にも
彼女の面影を忘れることはできない。
他人にこの思いを悟られまいと
自分にその思いを実感させまいと
彼は涙を胸の中に
凍らせてしまうに違いない。
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