2007/07/16 23:42:46
今日の感想。
① アニメの演出ってすごいね!
② アニメで原作のニュアンスを出すのって難しいね。
① アニメの演出ってすごいね!
② アニメで原作のニュアンスを出すのって難しいね。
・・・○○●◎●○○・・・○●◎●○○・・・○○●◎●○○・・・
① アニメの演出ってすごいね!
オープニング、すげー!!!
最初に「ラベンダー屋敷の殺人事件」の
回想シーンをもってくるのは、
本当に上手いと思いました!!
あの演出具合は、まるで映画のよう♪
初めてこの話を観る人にも、
よく分かるようにとのご配慮!
御見それしました☆
それと、ラストシーン!!!
七槻さんが、
「私のことを僕といっていたあのころ(高校生)に戻って・・・」
と言っているシーン。
時間がゆっくりと流れて
彼女の気持ちが台詞から視聴者にグッと伝わってくる感じ。
白馬やコナンの表情に悲しい余韻が。
これほど加害者の心情に視聴者が近づける話も少ない。
いつもは、犯人の人がもっともらしい動機を述べ、
「それは間違っている!!」と
探偵から厳しく諭されたりすることも多い。
しかし、
今回は探偵(の一人)が犯人だったということもあり、
また、途中から
「助けが来るかどうか」という話となってしまったため
今回してしまった行為について、
探偵からの言及があまりない。
彼女が自分の口から
なぜこの行為に至ったかという経緯や
心境などについて自ら語るという展開となり、
視聴者の視点が七槻と重なるような演出となっている。
平次、白馬、コナン(新一)と肩を並べ
さらに、殺人を犯してしまった人物としての感覚・・・
感情移入をすることで考えさせられること。
探偵として推理を語ることの重さ、
大切な人が助けを求めているのにもかかわらず
すぐ側にいても、どうしようもできない状況のもどかしさ、
抱いてはいけない、しかし抱いてしまうのを拒めなかった殺意、
殺意はまず、その人の理性を殺してしまうのだという現実、
そして、
犯してしまった過ちは、二度と払拭できないということ。
・・・失われた命は、もう二度とこの世には戻らない
なにものをもってしても、殺人を美化することはできないが、
死ぬ必要がなかった人間が
追い詰められ、死ななくてはならなかったとすれば、
矛先はどこへ向けることができるであろうか。
滑稽にも、
警察の手で解かれることのなかった
ラベンダー屋敷の殺人事件の真実は
今回の計画殺人により
明らかとなる形となった。
当時の関係者が証言し、それを聞き届ける高校生探偵。
このような境遇の中、事件が起こることを発端として
当時語られることのなかった真実がつむぎ出される。
状況、人物というパーツが揃うことで、
実は彼女の本願は遂げられたのである。
親友を追い詰めた人物への復讐、
「お嬢様」は自殺であったという証言、
窓枠に細工をした張本人の確保・・・。
しかし、それを実行することとの引き換えに残る
彼女の人生の時間は大きく切り取られる。
<自分自身の幸せ>をあえて無にするという代償は
あまりにも大きい。
彼女は悪い人では決してない・・・、はずなのに
今後、「殺人犯」としての悪いレッテルを背負って
生きていかなくてはいけない。
彼女の中では、そんなことは
分かりきっていること。
それを知りながら、
なおかつその十字架を背負う決意を固めたのは
彼女の「正義感」がなせる業なのか。
ここまで来ると、
「目には目を」がなぜいけないのか
そこにまで疑問を感じてしまう。
しかし、立ち戻されるのは
「命ほど大切なものはない」ということである。
② アニメで原作のニュアンスを出すのって難しいね。
七槻さんが、平次にいう
「ボクは好きだな、君みたいな熱い探偵・・・」のところ、
あと、和葉が『ゾクッ』とするところ。
もうちょっと伝わってくるとよかったなあ。
「七槻vs和葉」の構図がはっきりした方か
面白いでしょ(笑)。
① アニメの演出ってすごいね!
オープニング、すげー!!!
最初に「ラベンダー屋敷の殺人事件」の
回想シーンをもってくるのは、
本当に上手いと思いました!!
あの演出具合は、まるで映画のよう♪
初めてこの話を観る人にも、
よく分かるようにとのご配慮!
御見それしました☆
それと、ラストシーン!!!
七槻さんが、
「私のことを僕といっていたあのころ(高校生)に戻って・・・」
と言っているシーン。
時間がゆっくりと流れて
彼女の気持ちが台詞から視聴者にグッと伝わってくる感じ。
白馬やコナンの表情に悲しい余韻が。
これほど加害者の心情に視聴者が近づける話も少ない。
いつもは、犯人の人がもっともらしい動機を述べ、
「それは間違っている!!」と
探偵から厳しく諭されたりすることも多い。
しかし、
今回は探偵(の一人)が犯人だったということもあり、
また、途中から
「助けが来るかどうか」という話となってしまったため
今回してしまった行為について、
探偵からの言及があまりない。
彼女が自分の口から
なぜこの行為に至ったかという経緯や
心境などについて自ら語るという展開となり、
視聴者の視点が七槻と重なるような演出となっている。
平次、白馬、コナン(新一)と肩を並べ
さらに、殺人を犯してしまった人物としての感覚・・・
感情移入をすることで考えさせられること。
探偵として推理を語ることの重さ、
大切な人が助けを求めているのにもかかわらず
すぐ側にいても、どうしようもできない状況のもどかしさ、
抱いてはいけない、しかし抱いてしまうのを拒めなかった殺意、
殺意はまず、その人の理性を殺してしまうのだという現実、
そして、
犯してしまった過ちは、二度と払拭できないということ。
・・・失われた命は、もう二度とこの世には戻らない
なにものをもってしても、殺人を美化することはできないが、
死ぬ必要がなかった人間が
追い詰められ、死ななくてはならなかったとすれば、
矛先はどこへ向けることができるであろうか。
滑稽にも、
警察の手で解かれることのなかった
ラベンダー屋敷の殺人事件の真実は
今回の計画殺人により
明らかとなる形となった。
当時の関係者が証言し、それを聞き届ける高校生探偵。
このような境遇の中、事件が起こることを発端として
当時語られることのなかった真実がつむぎ出される。
状況、人物というパーツが揃うことで、
実は彼女の本願は遂げられたのである。
親友を追い詰めた人物への復讐、
「お嬢様」は自殺であったという証言、
窓枠に細工をした張本人の確保・・・。
しかし、それを実行することとの引き換えに残る
彼女の人生の時間は大きく切り取られる。
<自分自身の幸せ>をあえて無にするという代償は
あまりにも大きい。
彼女は悪い人では決してない・・・、はずなのに
今後、「殺人犯」としての悪いレッテルを背負って
生きていかなくてはいけない。
彼女の中では、そんなことは
分かりきっていること。
それを知りながら、
なおかつその十字架を背負う決意を固めたのは
彼女の「正義感」がなせる業なのか。
ここまで来ると、
「目には目を」がなぜいけないのか
そこにまで疑問を感じてしまう。
しかし、立ち戻されるのは
「命ほど大切なものはない」ということである。
② アニメで原作のニュアンスを出すのって難しいね。
七槻さんが、平次にいう
「ボクは好きだな、君みたいな熱い探偵・・・」のところ、
あと、和葉が『ゾクッ』とするところ。
もうちょっと伝わってくるとよかったなあ。
「七槻vs和葉」の構図がはっきりした方か
面白いでしょ(笑)。
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