2009/12/27 15:17:35
【注意!】
これは、病的な妄想文です。
内容がぶちっと途切れていますが
いつか続編があるのではと思います。
(たぶん。)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
本文は
「シャーロック・ホームズ」
赤松先生作品、原作 とも
全く関係のないものとしてお取り扱いいただければ幸いです。
一部、赤松先生のホームズさんと
容姿上、重なる部分がございますが
どうかご容赦いただけましたら幸いですm(_ _)m
(平に平に、申し訳ございません。)
★☆★・・・
リンドン♪ リンドン♪
カチャッ・・・
「あっ、ホームズさん。 いらっしゃい☆」
「…こんにちは、トッドさん。」
「こんにちはっ☆
ご予約は、ワトソンさんからいただいていますよ。
さあ、どうぞ。 こちらへ・・・。
ステッキと帽子、そしてコートは
こちらで承ります。」
「・・・、ええ。」
スルッ・・・、カチャカチャ・・・
「ふふふふっ☆」
「・・・どうしたんです?
私の顔に何かついていますか?」
「いいえ、ついているわけではありませんが・・・。
書いてあるのですよ、あなたの顔に・・・。」
「・・・、分かります?」
「ええ、あなたと違って凡人の僕でも、
それぐらい、分かりますよ。
そのふてくされた表情を見れば、
今日、ここに来るのは
ホームズさんにとって、不本意なことだったということが
手に取るように・・・、ねっ☆」
「ドクター・ワトソン・・・。
僕の健康について気遣ってくれるのは嬉しいが、
時にそれがお節介すぎると感じることもあるのです。
『その伸ばし過ぎた前髪をなんとかしたらどうだい?
君の大事な仕事道具である「眼」にもよくないよ。
この前、君にすすめた
僕の行きつけの店を予約しておいたから
バッサリ切ってもらうことだね。』ってね。
・・・はぁ・・・。」
「ワトソンさんのおっしゃることは、一理ありますよ☆
でも
ホームズさんの、その自然に前髪を流している髪型、
よくお似合いなので、僕は好きです♪
せっかくお越しくださったのですから
どうぞお座りください。
今日も、毛先をそろえる程度におさえて
切らせていただきますね。」
「・・・ええ、よろしくお願いします。」
☆★☆
コンコン☆ カチャッ・・・
「ワトソンさん、失礼しますね。
お茶を入れてきましたよ♪ミ
あらっ☆ テーブルの上がメモ用紙でいっぱい!」
「ハドソン夫人。 ・・・、ああっ。 すいませんっ!!
今、この紙を動かすわけにはいかなくて・・・。
お茶はそこのサイドテーブルに置いていただけますかな?」
「ええ、そうしましょうね。
ところで、これは何のメモですか?」
「ホームズが今、追い掛けている事件についての資料です。
ホームズに言われて集めておいた資料の原本は
こちらの帳面にまとめてあるのですが、
時系列で事件が起きた日を見比べたくて
紙片に書きだして並べてみたのです。」
「ホームズさんのお仕事なのに
御熱心でいらっしゃるのですね、ワトソンさんは☆」
「はははっ★
一度気になってしまうと、のめり込んでしまう質でして・・・」
「まあまあ、根を詰めると体に毒ですよ。
さあさあ、ここで一休みしましょう♪
ところで、ホームズさんはどちらですか?
お姿が見えませんが・・・??」
「ああ、ホームズなら
今、散髪に出かけていますよ。」
「あら、まあ!
ワトソンさんにお仕事を任せて
御自分は、理髪店ですか??!」
「いえねぇ、あの伸びた前髪が気になっていたのは
僕の方でして・・・。
行きたがらないホームズを強引に行かせたのは
僕なんですよ。」
「あら、そうでしたの☆
・・・、そういえば
以前から何度もお勧めのご様子でいらっしゃいましたものねぇ。」
「『頬に掛かる前髪は私のポリシー☆』とかなんとか
言っていましたが、
行くのが億劫で仕方がないだけなんですよ。
どうせ自分では予約も入れないと思ったので、
僕の行きつけの理髪店を予約しておいたのです。」
「ワトソンさんの最近の行きつけといえば、
トッドさんのところ、でしたよね・・・??」
「ええ、よくご存知で★」
「トッドさんの理髪店の階下にかまえる
パイ屋さんが、最近ブームなんですよ♪
何でも、ミートパイが特に美味しいとのことでっ!!
私も気になっているところなんです。
だから、ほらっ♪」
「ミートパイっ!
噂のお店のですか??」
「実は、それを期待して先ほどまで出かけていたのですが
今日は売り出していないそうで・・・。
大人気のミートパイは
味の秘密がお肉にあるとかないとかっ♪
だから、そのお肉が仕入れられないと作らないんですって☆
・・・。今日は私の手作りで
御勘弁くださいねっ★」
「何を言っているんですか!?
ハドソン夫人のパイが一番に決まっているじゃないですか!
喜んでいただきますともっ!!」
「う~ん、・・・そうすると
何だか変ねぇ???」
「・・・、どうか、しましたか??」
「いえねぇ、つい先ほど
トッドさんの理髪店でお手伝いされているトビアス君と
すれ違ったものですから・・・。」
「へっ??」
「何でも、
『今日は急に店を休みにすると言われたから
他のバイトを入れていない。
することが無いから、今から大学の図書館で
ラテン語の勉強でもしようかと思っている』
・・・、とかなんとか???」
「ほー、それは殊勝な。」
「トビアス君、
将来、理髪外科医として独り立ちしたいんですって♪」
「ほほう。それはそれは!
それじゃあ、ラテン語の勉強もがんばらなくっちゃ☆
だって
医術に関する大学の講義は、全てラテン語で進められるからね。
・・・、しかし変だなぁ。
ホームズの予約が入っているのに、臨時休業だなんて。」
「トッドさん、何かホームズさんに
相談したいことでもあるのではないかしら??
他のお客さんにも、そして助手のトビアス君にも
触れてほしくない、何か・・・」
☆★☆
カシャカシャカシャ・・・
「・・・。
この前、手際よく助手を務めてくれていた彼は、
今日はいないのですか??」
「すみません、
トビアス君は、今日お休みなんです。
僕のところの賃金だけでは生活が立たないから
いろいろな仕事を掛け持ちしているんですよ。
今日は代書人の手伝いをしていると思います。
彼は器用で賢いですから、
将来は実入りのいい
代書人を本職にするつもりなんじゃないかなぁ??
・・・っ! すみません、おしゃべりに夢中で手が止まってしまった★
今、石鹸を泡立てているところですから、
もう少しそのままでお待ちください・・・。」
「・・・。ええ、分かりました・・・。」
カシャカシャカシャ・・・
カシャカシャカシャカシャ・・・、コトッ・・・
「お待たせしました、ホームズさんっ!
・・・ホームズさ・・・」
スー・・・
「ふふふふっ・・・、ホームズさん
お仕事でお疲れなんだなぁ・・・。
今日も眠ってしまった。
さて・・・」
スー・・・、スー・・・
チョキチョキチョキチョキ・・・
「・・・、毛質が柔らかく、かつ軽い。
まるで少女のよう。
髪をかき上げる際に触れるその長い髪が
僕の手の甲を包み込むようで、温かい・・・」
フワッ・・・
「・・・、ずっとずっと
こうやって撫でていられたら・・・。
そう・・・。ずっとずっと、このままで・・・」
<「やぶ医者 1」 終わり>
これは、病的な妄想文です。
内容がぶちっと途切れていますが
いつか続編があるのではと思います。
(たぶん。)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
本文は
「シャーロック・ホームズ」
赤松先生作品、原作 とも
全く関係のないものとしてお取り扱いいただければ幸いです。
一部、赤松先生のホームズさんと
容姿上、重なる部分がございますが
どうかご容赦いただけましたら幸いですm(_ _)m
(平に平に、申し訳ございません。)
▼以前よりも増して、とっても怪しい妄想文です。不愉快な描写がある恐れがあります。 どうか、ご注意くださいm(_ _;)m▼
★☆★・・・
リンドン♪ リンドン♪
カチャッ・・・
「あっ、ホームズさん。 いらっしゃい☆」
「…こんにちは、トッドさん。」
「こんにちはっ☆
ご予約は、ワトソンさんからいただいていますよ。
さあ、どうぞ。 こちらへ・・・。
ステッキと帽子、そしてコートは
こちらで承ります。」
「・・・、ええ。」
スルッ・・・、カチャカチャ・・・
「ふふふふっ☆」
「・・・どうしたんです?
私の顔に何かついていますか?」
「いいえ、ついているわけではありませんが・・・。
書いてあるのですよ、あなたの顔に・・・。」
「・・・、分かります?」
「ええ、あなたと違って凡人の僕でも、
それぐらい、分かりますよ。
そのふてくされた表情を見れば、
今日、ここに来るのは
ホームズさんにとって、不本意なことだったということが
手に取るように・・・、ねっ☆」
「ドクター・ワトソン・・・。
僕の健康について気遣ってくれるのは嬉しいが、
時にそれがお節介すぎると感じることもあるのです。
『その伸ばし過ぎた前髪をなんとかしたらどうだい?
君の大事な仕事道具である「眼」にもよくないよ。
この前、君にすすめた
僕の行きつけの店を予約しておいたから
バッサリ切ってもらうことだね。』ってね。
・・・はぁ・・・。」
「ワトソンさんのおっしゃることは、一理ありますよ☆
でも
ホームズさんの、その自然に前髪を流している髪型、
よくお似合いなので、僕は好きです♪
せっかくお越しくださったのですから
どうぞお座りください。
今日も、毛先をそろえる程度におさえて
切らせていただきますね。」
「・・・ええ、よろしくお願いします。」
☆★☆
コンコン☆ カチャッ・・・
「ワトソンさん、失礼しますね。
お茶を入れてきましたよ♪ミ
あらっ☆ テーブルの上がメモ用紙でいっぱい!」
「ハドソン夫人。 ・・・、ああっ。 すいませんっ!!
今、この紙を動かすわけにはいかなくて・・・。
お茶はそこのサイドテーブルに置いていただけますかな?」
「ええ、そうしましょうね。
ところで、これは何のメモですか?」
「ホームズが今、追い掛けている事件についての資料です。
ホームズに言われて集めておいた資料の原本は
こちらの帳面にまとめてあるのですが、
時系列で事件が起きた日を見比べたくて
紙片に書きだして並べてみたのです。」
「ホームズさんのお仕事なのに
御熱心でいらっしゃるのですね、ワトソンさんは☆」
「はははっ★
一度気になってしまうと、のめり込んでしまう質でして・・・」
「まあまあ、根を詰めると体に毒ですよ。
さあさあ、ここで一休みしましょう♪
ところで、ホームズさんはどちらですか?
お姿が見えませんが・・・??」
「ああ、ホームズなら
今、散髪に出かけていますよ。」
「あら、まあ!
ワトソンさんにお仕事を任せて
御自分は、理髪店ですか??!」
「いえねぇ、あの伸びた前髪が気になっていたのは
僕の方でして・・・。
行きたがらないホームズを強引に行かせたのは
僕なんですよ。」
「あら、そうでしたの☆
・・・、そういえば
以前から何度もお勧めのご様子でいらっしゃいましたものねぇ。」
「『頬に掛かる前髪は私のポリシー☆』とかなんとか
言っていましたが、
行くのが億劫で仕方がないだけなんですよ。
どうせ自分では予約も入れないと思ったので、
僕の行きつけの理髪店を予約しておいたのです。」
「ワトソンさんの最近の行きつけといえば、
トッドさんのところ、でしたよね・・・??」
「ええ、よくご存知で★」
「トッドさんの理髪店の階下にかまえる
パイ屋さんが、最近ブームなんですよ♪
何でも、ミートパイが特に美味しいとのことでっ!!
私も気になっているところなんです。
だから、ほらっ♪」
「ミートパイっ!
噂のお店のですか??」
「実は、それを期待して先ほどまで出かけていたのですが
今日は売り出していないそうで・・・。
大人気のミートパイは
味の秘密がお肉にあるとかないとかっ♪
だから、そのお肉が仕入れられないと作らないんですって☆
・・・。今日は私の手作りで
御勘弁くださいねっ★」
「何を言っているんですか!?
ハドソン夫人のパイが一番に決まっているじゃないですか!
喜んでいただきますともっ!!」
「う~ん、・・・そうすると
何だか変ねぇ???」
「・・・、どうか、しましたか??」
「いえねぇ、つい先ほど
トッドさんの理髪店でお手伝いされているトビアス君と
すれ違ったものですから・・・。」
「へっ??」
「何でも、
『今日は急に店を休みにすると言われたから
他のバイトを入れていない。
することが無いから、今から大学の図書館で
ラテン語の勉強でもしようかと思っている』
・・・、とかなんとか???」
「ほー、それは殊勝な。」
「トビアス君、
将来、理髪外科医として独り立ちしたいんですって♪」
「ほほう。それはそれは!
それじゃあ、ラテン語の勉強もがんばらなくっちゃ☆
だって
医術に関する大学の講義は、全てラテン語で進められるからね。
・・・、しかし変だなぁ。
ホームズの予約が入っているのに、臨時休業だなんて。」
「トッドさん、何かホームズさんに
相談したいことでもあるのではないかしら??
他のお客さんにも、そして助手のトビアス君にも
触れてほしくない、何か・・・」
☆★☆
カシャカシャカシャ・・・
「・・・。
この前、手際よく助手を務めてくれていた彼は、
今日はいないのですか??」
「すみません、
トビアス君は、今日お休みなんです。
僕のところの賃金だけでは生活が立たないから
いろいろな仕事を掛け持ちしているんですよ。
今日は代書人の手伝いをしていると思います。
彼は器用で賢いですから、
将来は実入りのいい
代書人を本職にするつもりなんじゃないかなぁ??
・・・っ! すみません、おしゃべりに夢中で手が止まってしまった★
今、石鹸を泡立てているところですから、
もう少しそのままでお待ちください・・・。」
「・・・。ええ、分かりました・・・。」
カシャカシャカシャ・・・
カシャカシャカシャカシャ・・・、コトッ・・・
「お待たせしました、ホームズさんっ!
・・・ホームズさ・・・」
スー・・・
「ふふふふっ・・・、ホームズさん
お仕事でお疲れなんだなぁ・・・。
今日も眠ってしまった。
さて・・・」
スー・・・、スー・・・
チョキチョキチョキチョキ・・・
「・・・、毛質が柔らかく、かつ軽い。
まるで少女のよう。
髪をかき上げる際に触れるその長い髪が
僕の手の甲を包み込むようで、温かい・・・」
フワッ・・・
「・・・、ずっとずっと
こうやって撫でていられたら・・・。
そう・・・。ずっとずっと、このままで・・・」
<「やぶ医者 1」 終わり>
PR