2007/08/12 11:26:20
お招き頂きありがとうございます。
僕が通う町内の別の小学校で
理科実験教室を行うとのことで
僕もひっそり参加してきました!!
今回は、いくつか実験を行いたいと言うことでしたが
その実験で使う器具も自分で作ろうということになりまして
ガラス管を切ったり
ガスバーナーでガラス管を曲げたりして、
写真のような装置を作りました☆
まず、火をつけようということになり
中国製のよくある「桃」の絵の描いた
マッチ箱をお借りしました。
マッチをするときにも、
実はコツがあるそうです。
手首を使ってはいけないらしい。
また、木軸のおしりをこわごわと
ちょこんと持ってもいけないらしい。
以上の2点を満たしてしまうと、
もれなく木軸が折れ、火がつかないとのこと。
木軸をしっかりと持ち、
摩り下ろすような気持ちで
摩擦面と着火点の頭を平行に保ちながら
手前から向こうに向かって
シュッ☆
ガスバーナーは火が揺れると作業がしにくいそうで
理科室の窓は締め切り・・・(- -;) \暑いよ~/
ガスバーナーのガス調節ねじを開く前に
必ず、火をつけておくらしい。
ガス調節ねじを開いてから火をつけようとしたとき
火がなかなかつかないと
ガスがもれ、充満し
見事、火がついたときには
漏れ出たガスに引火、
ボン☆
机の上が火の海になるんだって★ \怖いね~/
ガスバーナーの使い方を教えてもらった後、
ガラス管、ゴム管、ゴム栓を使った器具の作り方を教えてもらいました☆
ガラス管は、ヤスリみたいな道具で
回しながら傷をつけ
半周ぐらい切込みがついたら
手前から向こう側に開くように
力をかけて
パキッ☆
切り口で手を切らないように
ガスバーナーであぶっておきます。
次に、ガラス管を曲げます!
曲げたい部分に
ガスバーナーの火を当てます。
ガスバーナーの火は
700~800℃の温度だそうで、
空気とよく触れる外側の火、
または火のてっぺんのあたりで
いつも同じポイントに火が当たるように
クルクル回す。
だんだんガラスが柔らかくなって
回しているとフニャンとしてくるのですが
まだ、我慢☆
このまま回しているとねじ切れると
思うくらいになったら、
火から出して(出さなくてもいいらしい)
ググッと曲げる☆
やっぱり、曲げたところが
少し細くなっちゃうけど、まあいいや(笑)。
その後、ゴム栓に穴を開けます!
鉄の管みたいな道具で
ぐるぐり穴をあける。
力と根気が要ります。
何とか貫通した後、道具に残ったゴムを取り出すと
鉛筆についている消しゴムみたいなのが
ポコッと出てきます(^-^)
最後、ガラス管とゴム管、
ガラス管とゴム栓をつなぎます!
そのままだと摩擦が大きくて力が要るので、
水をつけてつけるんだって☆
その日、作った実験用具を使って
水素を作る実験をしました。
水素に火をつけて爆発させると言うものです。
塩酸にマグネシウムを入れてボコボコ☆
水上置換と上方置換、両方でやりました。
水上置換では、最初の空気と混ざった気体を捨てることで
水素がどれぐらい溜まったか目で見てわかるので安全だそうです。
なんでも、
水素と空気が同じ試験管の中にある状態で火をつけると、
水素が爆発する時に出る熱で空気が膨張し
試験管を破裂させてしまう可能性があるそうなのです!!
また、上方置換の場合、
試験管に気体を集めた時は、
集めた時のまま、口を下向にした状態で
火をつけるといいそうです。
もし、同じ試験管に水素と空気と両方ある場合
水素の方が軽いので、
空気が下に溜まった状態になります。
空気があると、下から火をつけようとしても
火がつかないから安全なんだって☆
水上置換と上方置換、
同じ水素が集まるのに
火をつけて爆発させる時には
上方置換で集めたものの方が
爆発音が大きいらしい!!
ポンッ☆
音がすると、とっても感動的♪
楽しかったです!!
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