「サン・ジェルマン伯爵の謎2」というページからの引用です。
ナポレオンはひとりピラミッドの内部で一夜を過ごしている。そのときの様子を側近のひとりはこう書き記している。
「……われわれは何人もピラミッドに近づけてはならないと厳命されている。そうして無限とも思える時間がたち、暁光がさしかけたとき、ナポレオンが死人のような真っ青な顔をして出てきた。彼は完全に理性を失っていた。そしてうわごとのように『未来の幻を見た』と繰り返すのみだった。その後3日間、ナポレオンは誰とも会おうとしなかった……」
はたして、ナポレオンはピラミッドの中で何を見たのか。アポロニウスやピタゴラスのように、多くの神秘家が体験した古代の叡智の一端をここでつかみとったのであろうか。
(以上、引用文です。)
以前観た「世界・不思議発見」というテレビ番組で
ピラミッドの特集をしていました。
その中で、
「ナポレオンがピラミッドの内部の天井に浮かび上がる
自身の後々の人生を
走馬灯のように垣間見たといわれている。」
と言っていました。
そんなことが本当に起こりえるのか!?
でも、すごい人生を歩む”選ばれた人”には
常人には起こりえないような神がかり的なことが
起こるのかもしれません。
僕にはそんなアンテナは立っていないので
僕の頭にそんな電波は降ってこないと思いますが、
先人が語り伝える「歴史」を辿ると、
「それ」に似たものが
この鈍感な身体にも少しは響いてくるでしょうか??
▽ ナポレオンについて
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Desert/5748/new_page_38.htm
http://inri.client.jp/hexagon/floorB1F_hsg/_st_germain2.html
(以下、引用文。)
ある日ナポレオンの腹心の部下のひとり、フェッシュが作戦上の意見を述べようとしたことがある。しかし、ナポレオンはまったく聞く耳をもとうとはしなかった。が、しばしの沈黙のあと彼は、フェッシュを宮殿の窓のところへ連れていき、こうたずねた。
「フェッシュ君。君にはあの巨大な星が見えるか?」
日中である。フェッシュは驚いて首を振った。
「いえ、何も見えません」
「そうだろう。あの星が私だけに見えているうちは全てがうまくいく。だから、私は他人の意見に耳を傾ける必要がないのだよ」
やはりナポレオンは、何かとてつもない力を身につけていたのだろう。それとも、魔術的な力とはまったく別のもの、たとえば人類の叡智をはるかに上回る“見えざる意志”とでも呼べるような未知の力によって、突き動かされていたのだろうか。
▽ ピラミッドについて
http://www.ed.kanazawa-u.ac.jp/~geog/student/2001/mayumayu/page3.html