2007/06/17 10:19:20
昨日、昨年まで
校長先生をされていらっしゃったという方から
お話を伺う機会がありました。
何でも、昔から伝わる北欧の民話だとのこと。
北欧民話といえば、
ワンピースに出てくる
”North Blue(北の海)”に伝わる
「嘘つきノーランド」のことを思い出します。
<以下、昨年まで校長先生だった方から聞いたお話。>
神様は、地上のあらゆる生き物に寿命を与えました。
まずは、馬です。
神様は、言いました。
「お前に30年の寿命をやろう。」
すると、馬は言いました。
「いえいえ30年もいりません。
30年もの間、馬車馬のように走り続けるなんて嫌です。
走りつかれて、ヘトヘトになってしまいます。
15年で十分です。」
「では、馬には15年の寿命をやることにしよう。」
と、神様が言いました。
次は、犬です。
神様は、言いました。
「お前に30年の寿命をやろう。」
すると、犬は言いました。
「いえいえ30年もいりません。
30年もの間、周りの皆にほえ続けるなんて嫌です。
ほえすぎて喉が枯れてしまいます。
15年で十分です。」
「では、犬には15年の寿命をやることにしよう。」
と、神様が言いました。
そして、猿です。
神様は、言いました。
「お前に30年の寿命をやろう。」
すると、猿は言いました。
「いえいえ30年もいりません。
30年もの間、しわくちゃの顔のままでいるなんて嫌です。
長く生きれば長く生きるほど、
周りの者に嫌われ続けます。
10年で十分です。」
「では、猿には10年の寿命をやることにしよう。」
と、神様が言いました。
「もう、寿命がほしいものはいないな。
では、これで終わりにしよう。」
神様がそういって腰をあげようとすると、
最後にいそいそとやってきたのが人間でした。
「私にも、寿命をください。」
すると、神様は言いました。
「お前に30年の寿命をやろう。」
すると、人間は言いました。
「30年では、足りません。
もっとたくさん寿命をください。」
人間だけは欲張りな生き物だったのです。
「では、私が与える30年に加えて
馬が置いていった15年と
犬が置いていった15年、
そして猿が置いていった20年を
持っていくがよい。」
そう言われると、がめつい人間は
長い寿命をまんまとせしめることができたのです。
しかし、神様から<人間に>と授かったのは、
最初の30年だけ。
人間は、30歳を過ぎた15年間は
馬車馬のように働き、
45歳を過ぎた15年間は
年下の者たちに犬のようにほえ続け、
60歳を過ぎてから20年間は
猿のようにしわくちゃの顔で
周りの人に嫌われながら生きなくてはならなくなったそうです。
人間が何の努力をしなくても
美しく健康で生きられるのは、
神様から与えられた最初の30年だけだというお話です。
このお話、若者が聞けば
「そうなんだ」と思える話ですが、
人生のベテランの方が聞くと
不愉快な部分もあるかもしれません。
本当に北欧の民話なのか、
それとも、その先生の作り話なのか・・・。
でも、
人生の絵巻物を走馬灯のように
見せてもらった思いがしました(^-^;)
なんとなく、納得。
毎日をボケボケ生きていちゃいけないですね。
のんびり過ぎる僕にとって
とてもよい刺激となる
興味深いお話でした。
また、他の話を聞いてみたいと思いつつ、
その方とは今後会う予定もないので
その先は自分で調べてみなくちゃと思う僕です。
校長先生をされていらっしゃったという方から
お話を伺う機会がありました。
何でも、昔から伝わる北欧の民話だとのこと。
北欧民話といえば、
ワンピースに出てくる
”North Blue(北の海)”に伝わる
「嘘つきノーランド」のことを思い出します。
<以下、昨年まで校長先生だった方から聞いたお話。>
神様は、地上のあらゆる生き物に寿命を与えました。
まずは、馬です。
神様は、言いました。
「お前に30年の寿命をやろう。」
すると、馬は言いました。
「いえいえ30年もいりません。
30年もの間、馬車馬のように走り続けるなんて嫌です。
走りつかれて、ヘトヘトになってしまいます。
15年で十分です。」
「では、馬には15年の寿命をやることにしよう。」
と、神様が言いました。
次は、犬です。
神様は、言いました。
「お前に30年の寿命をやろう。」
すると、犬は言いました。
「いえいえ30年もいりません。
30年もの間、周りの皆にほえ続けるなんて嫌です。
ほえすぎて喉が枯れてしまいます。
15年で十分です。」
「では、犬には15年の寿命をやることにしよう。」
と、神様が言いました。
そして、猿です。
神様は、言いました。
「お前に30年の寿命をやろう。」
すると、猿は言いました。
「いえいえ30年もいりません。
30年もの間、しわくちゃの顔のままでいるなんて嫌です。
長く生きれば長く生きるほど、
周りの者に嫌われ続けます。
10年で十分です。」
「では、猿には10年の寿命をやることにしよう。」
と、神様が言いました。
「もう、寿命がほしいものはいないな。
では、これで終わりにしよう。」
神様がそういって腰をあげようとすると、
最後にいそいそとやってきたのが人間でした。
「私にも、寿命をください。」
すると、神様は言いました。
「お前に30年の寿命をやろう。」
すると、人間は言いました。
「30年では、足りません。
もっとたくさん寿命をください。」
人間だけは欲張りな生き物だったのです。
「では、私が与える30年に加えて
馬が置いていった15年と
犬が置いていった15年、
そして猿が置いていった20年を
持っていくがよい。」
そう言われると、がめつい人間は
長い寿命をまんまとせしめることができたのです。
しかし、神様から<人間に>と授かったのは、
最初の30年だけ。
人間は、30歳を過ぎた15年間は
馬車馬のように働き、
45歳を過ぎた15年間は
年下の者たちに犬のようにほえ続け、
60歳を過ぎてから20年間は
猿のようにしわくちゃの顔で
周りの人に嫌われながら生きなくてはならなくなったそうです。
人間が何の努力をしなくても
美しく健康で生きられるのは、
神様から与えられた最初の30年だけだというお話です。
このお話、若者が聞けば
「そうなんだ」と思える話ですが、
人生のベテランの方が聞くと
不愉快な部分もあるかもしれません。
本当に北欧の民話なのか、
それとも、その先生の作り話なのか・・・。
でも、
人生の絵巻物を走馬灯のように
見せてもらった思いがしました(^-^;)
なんとなく、納得。
毎日をボケボケ生きていちゃいけないですね。
のんびり過ぎる僕にとって
とてもよい刺激となる
興味深いお話でした。
また、他の話を聞いてみたいと思いつつ、
その方とは今後会う予定もないので
その先は自分で調べてみなくちゃと思う僕です。
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