青子「ええっ? お話の続き、どうなっちゃったの??」
快斗「俺に聞くなよっ!?
どうせ書いてるやつがそれどころじゃなくなったんじゃないか?」
青子「『それどころ』ってどんなとこ??」
快斗「(何だそりゃ?)…つまり、『ここ』のことだよ!
行き当たりばったりなヤツだからな…、筆者が。
どうせ、今回の展開も“勢い”だろ、勢い★」
青子「えーーー!!
じゃあ、青子が頑張ってる江古田高校のビッグイベント、
どうなっちゃうの??」
快斗「次の長い休みまで、…期待しないほうがよさそうだな。」
青子「えっ?! それって、“春や…。」
快斗「…、覚悟しといた方がいいぞ。 恵子にも、そう言っとけっ!!」
青子「いやーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ★」
紅子「・・・っ、中森さん。 もう少し声のボリューム、落としてくださる?
こんな朝っぱらから…。 まだHRも始まっていないのよ。
あなたの高い声が頭に響いて…」
青子「キャッ★ ごっ、ごめんなさいっ!!」
快斗「紅子、お前
今月の席は青子の隣りか??
クククッ☆
それはそれは、新年早々めでたいな(笑)。
まあ、この際だから
青子のテンションにとことん付き合ってやれよっ…!!」
紅子「あらっ? 黒羽くんこそ、大当たりじゃない。
ほらっ、あなたの隣り…」
快斗「…っげ! 白馬?!」
紅子「これは、授業中ずっと
彼があなたに熱い視線を送り続けること間違いなしねっ♪」
青子「え゛っ?! 白馬君って、そういう趣味があるの?!
男の子が男の子に熱い視線だなんて…。 ゾッ…」
快斗「何言ってるんだよ!
一番ゾッとするのは、この俺だぜ?!
この分だと、
折角の窓際なのに、一日中、背筋が凍っていそうな予感…。」
『ガラガラガラ…☆』
白馬「おはようございます。皆さんお揃いで…。」
青子「おっ、おはよう・・・、白馬君・・・。」
白馬「あれ? 中森さん、どうかしたんですか?
顔色が悪いですよ?」
青子「うっ、ううん! なっ、何でもないよ★ 大丈夫っ!!」
白馬「気のせいだろうか、中森さんの視線がやけに冷たいような…。
それに、この“距離感”は、一体・・・??
黒羽君、何か知っていますか?」
快斗「おおっ、俺は何にも…!!
なあ、紅子?」
紅子「フフッ、ええ。
今年こそ、あなたの本願が成し遂げられることを祈っているわ・・・。」
♪『キーン・コーン・カーン・コーン…☆』
紅子「…さあ、時を告げる鐘の音よ。
それぞれが歩む先に、
胸を高鳴らせてくれるような
至上の祝福をもたらしたまえ・・・。」
♪『キーン・コーン・カーン・コーン…☆』