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読書感想文コンクールには課題図書っていうのがある。
これらを読んでみた。

<小学校低学年の部>
 ○ 「どんなかんじかなあ」
 ○ 「ビーズのてんとうむし」
 ○ 「とくべつないちにち」
 ○ 「あかちゃんてね」

「ビーズのてんとうむし」以外の本は、本の厚みが薄くて
絵や写真がたくさんついているのでとても読み易かった。




○ 「どんなかんじかなあ」

 主人公の「ひろくん」には、いろいろなお友達がいる。
目の見えない子、耳の聞こえない子・・・、などなど。
ひろくんは、目をつぶったり、耳栓をしたりして
その世界を感じ、その素晴らしさを見出している。
見る感覚、聞く感覚、嗅ぐ感覚、味わう感覚、触る感覚を「五感」というそうだが、
それらの一つでも働かないことの不自由さを
健常者は「かわいそう」とだけ感じて片付けてしまうことが多い。
でも、ひろくんが深く考えたことを見ていくと
そうではないのかなと思えてくる。
聞こえないことで見えてくること、
見えないことで聞こえること、考えられること・・・。

「自分らしさ」が大事だと、よく聞くけれど、
目が見えないことや、耳が聞こえないことが
ひろくんのように考えられたら、
それも自分らしさだと受け止められるかもしれない。

でも、それは
「自分らしさ」と受け止められるような環境に
身を置くことができなければ難しいと思う。

僕の学校にも体が不自由な子がいる。
五感ではなく、手や足などの運動機能が麻痺しているところがある子だ。
時には車椅子の時もあるが、ほとんどの場面で
腕を立ててつかまるとちょうど足が地面に着くように作られた
歩行補助車につかまり、自分の足で歩いている。
今はその補助車につかまり、すいすいと前進しているが、
僕が入学する前の、その子が入学してまもなくは
つかまり立ちもできないほど、運動能力に問題を抱えていたようだ。

その子がここまでになれたのは、なぜだろう?
それを解く鍵は、その子の「笑顔」にあるのではないかと考えている。

なぜその子は笑っていられるのか。
それは、学校でその子のことをさげすむ者が誰もいないからである。
その子の体の不自由さを「短所」として悪口を言ったり、
一緒に活動することに「迷惑さ」を感じて態度に出す者がいないのである。

反対に、何も言わずに車椅子を押してくれる子、
授業で使う道具や給食をその子の分まで持ってきてあげる子などなど、
その子が困らないようにと、進んで手を貸してあげられる子が多い。

「この場所にいていいんだ。」自分自身でそう思える・・・。
そんな気持ちになれて初めて、自分の「よいところ」を出せるようになると思う。

周りの子達からの優しさは、この子が歩行訓練をすることを後押ししている。
友達の「いいよ」の気持ちを、その子の中で「がんばる」に変えて
重たい自分の体を、両腕を突っ張りながら笑顔で支える。
その子の腕に、その子の肩に、その子の脇に、その子の腰に、
友達からの見えない手がそっと触れているようだ。

入学当初、その子はあまり話さなかったそうだが、
今は自分の気持ちを少しずつ言葉にできるようになってきているそうだ。

それは、生まれ持ってたまたま五感に障害の無い人にも当てはまる。



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東山
性別:
非公開
自己紹介:
海月くらげさんにプレゼントしていただいたイラストです。
「リコーダーで音を外す学ラン新一」
ぼくのキャラにぴったりです(笑)。
ありがとうございます!!