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今日、授業参観の後に
体育館で野田武男さんの講演を聴く会がありました。

『奇跡体験!アンビリーバボー』でも紹介されたことのある方だそうで、
番組の映像も見せていただきました。

工場を立ち上げ、毎日忙しく働いている中
社員の一人がクレーン操作を誤り、
高所で作業していた武男さんに
クレーンが当たったそうで、
武男さんは
7m下のコンクリートにたたきつけられてしまったとのこと。

病院に搬送され、奇跡的に助かったものの、
首から下全体が麻痺してしまうという状態に陥ったそうだ。

今まで温和な性格だった武男さんだったが、
その事故をきっかけに家族にあたる様になる。

首から下は、動かせない。
食事も、着替えも、排泄も、
ひとりではできない。

体温調節ができなくなってしまったため、
夏は体を冷やしてもらい、
冬は温めてもらい・・・。

自分が家族にとって
重荷以外のなにものでもないと
負い目を感じるようになったからである。

自分にできることなど、何も無い・・・

しかし、首から上なら動かせる。
すすめられて、ワープロに挑戦した。
棒を口にくわえ
思いを綴ろうというのである。

ところが、
ことばになって出てくるのは
今ある姿への恨めしさ―
愚痴以外何でもなかったのである。

「こんなものは、人様に読ませられない・・・」
綴ったものをことごとく消してしまい、
ついには書くことすら辞めてしまう。

そんな出来事をきっかけに
「自分にできることは何か」を探し始める。

そんな武男さんの目に飛び込んできたのは
洗濯バサミで止められた絵筆であった。
今にしては珍しい、乾かすために
洗濯バサミで逆さ吊りになった絵筆・・・

『絵筆なら、くわえられる。
 絵筆をくわえて、絵を描いてみたい・・・!』

それが、武男さんと絵画との出会いとなった。


武男さんのお話の中で
アナウンサーになりたい夢をもつ小学生から
<『生きる』とは、何か?>という質問を受け、
どうお答えになられたかというお話があった。

生きるとは・・・
やりたいか、やりたくないか
褒められるか、褒められないか
見られているか、見られていないかに関わらず、
自分がやらなくてはいけないことを
毎日毎日精一杯やっていくこと。

アナウンサーになりたい夢、
そんなの無理だよねと諦めてしまったら
そこで終わりだ。

歩くことも、腕を伸ばすこともできない私が
絵筆をくわえて絵を描くことができる―

それなら、体が自由に動くあなたなら、
できないことは何も無い・・・



「生きる」ことの難しさ・・・
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野田さんという方も、いらっしゃったのですね!知りませんでした・・・
前に、ブログで書いたことがあるのですが、(2007.05.06.怪盗キッドと四名画のアニメのとき、被害者、晴仁さんは、手が不自由で、筆を口でくわえて絵を描いたというお話でした)それで、思い出したヒトが、星野富弘さんのことのことだったので、記事に書いたのです。とにかく、最初、彼のお花のイラストと添えられた詩を読んだ時に、まさか、口で書いたと思えないほど、ステキな絵なんです。以下、思ったことは、ここには、書きませんけれど、考えさせられましよね・・・
つきよさん、こんばんは☆
コメントどうもありがとうございます♪
星野さんという方のお名前はすっかり忘れておりましたが(汗)、
星野さんのお話は、学校でも聴いたことがあります!!
お手本を見せることができる体育の先生でも、怪我から体が不自由になることがあるんだよと先生から聴かされた記憶があります。
コナンにも境遇が似た方が登場されていたのですね!
(ちゃんと読んでいなくて、教えていただくまで気付きませんでした!!
 ありがとうございますm(_ _)m)

自分の境遇に存在価値を押しつぶされそうに感じながら
それを乗り越えて「自分のできること」を見つけ、
日々それを続ける・・・。
本当に素晴らしいことです。
自分の存在に使命や価値を見出す強い気持ち・・・。
僕も見習いたいです☆
おはよう!昨晩?コメントありがとうです!返事は、後で書きますが・・・

星野さんみたいに、有名な人の話を、「間接的に」聞くよりは、直接、野田さんのお話を、聞くほうが、絶対、インパクトありましよね。一生忘れないとおもうわ~子供たち・・・

実は、失礼かと思ったのですが、東山君へパソメールしてます。お時間が許せば、見てやってください。
つきよさん、こんばんは☆
朝早くにコメントありがとうございました(^0^)/

講演会では、実際に野田さんが絵を描かれる様子を見せていただきました!
また、今まで描かれた素晴らしい作品の数々を体育館に展示して見せてくださったのです。

僕は、「生」の野田さん、作品に出会うことで
大きな衝撃を受けました。
この「衝撃」から感じたことを
これからの人生で生かしていかなくてはいけないのだろうと考えています。
しかし、一方で
僕の友達の中には
7mもの高いところから落ちたのだから
もう死んじゃったのではないかと誤解していた子もいました。

では、目の前でお話してくださったり
絵を描かれていらっしゃる方は誰なの??

その子の中では、
事故にあって体が不自由になってしまった野田さんと
目の前にいらっしゃる車椅子の男性とが
上手く結びつかなかったようでした。
その子が言うには
「口で絵を描くのは凄いと思ったけど、
 別に何も感動しなかった。」とか。

その感想には、いろいろ考えさせられました。

他人の境遇を本当の意味で理解するなんていうのは、
やはり至難の業で
「分かった」と安易に思ってしまう僕の方が
単なる自分勝手な思い込みなのかもしれないと。

結局、
感じ方は人それぞれなのかなあ・・・

でも、出会えてよかったと思える気持ちが大切なのかなあと思ったりします。




ところで、メールに気付かず
本当に申し訳ございませんでした(^-^;)
素敵な演奏のプレゼント、本当にありがとうございました(^0^)/
音色が本当に綺麗♪
またしても存じ上げない曲でしたが
つきよさんの演奏を拝聴し
心にしみるメロディに心が動きました。

何度も聴きたい曲だなあと感じました!

本当にありがとうございました(^0^)/♪
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HN:
東山
性別:
非公開
自己紹介:
海月くらげさんにプレゼントしていただいたイラストです。
「リコーダーで音を外す学ラン新一」
ぼくのキャラにぴったりです(笑)。
ありがとうございます!!